期待値(期待収支)と実績値

期待値(期待収支)とは、もし理論的な確率通り(スペック通り)の
結果になったら、いったいいくらの収支になるかという値です。

前章の<ある日①>のシュミレーションで計算してみましょう。

簡単に結果から計算すると、
3,000回転しているので、大当り確率200分の1ですと、
3,000÷200=15回当って確率通りです。
実績は14回でしたので、1回足りません。

大当り1回の期待出玉は2,000個で、2.5×2,000=5,000円です。
確率通りなら、10,000円ではなく15,000円のプラスでした。

結果から計算する場合は、「仕事量」と言ったりします。
<ある日①>の仕事量は15,000円です。


それでは、持ち玉比率と回転率から、
期待値を計算してみましょう。

換金率2.5円で持ち玉比率90%、1,000円当り33.3回転だと、
1回の大当りでいくらプラスになるのでしょう?

1回の大当りで得られるお金は、
2.5円×2,000個=5,000円

確率の200回を回すために必要なお金は、

まず回す玉1個当りの金額を出します。
持ち玉比率90%ですと、0.1が現金で0.9が持ち玉なので、
4円×0.1+2.5円×0.9=2.65円

それから、玉何個必要かを考えると、
1,000円(250個)あたり33.3回転なので
200回÷33.3回=6
250個×6=1,500個

必要なお金は、
2.65円×1,500個=3975円
になります。

つまり1回の大当りで
5,000円-3,975円=1,025円
プラスになります。

3,000回転させる前提ですので、
期待できる大当り回数は、
3,000÷200=15回

期待値
1,025円×15=15,375円

<ある日①>の期待収支は15,375円です。

私は、日当(1日の期待収支)最低20,000円を基準に
打っていました。

ブン回りの台を1日中打てば、日当40,000以上も可能です。
(運よく爆発してではありません、普通に当れば行く計算でです)


ここで注意して頂きたいのは、持ち玉比率が収支に影響するのは
等価交換以外です。

換金率が低いほど、持ち玉比率が重要です。
言い換えると、持ち玉で打つことが重要です。

1日1日の実績値に、一喜一憂する必要はありません。
確率のバラツキを、人は「運」と言っているだけです。

何ヶ月も何年も打てば、実績値は期待値の合計に近づきます。

これも、確率は収束するということの、ひとつの現れなのです。

つまり、私の提唱する「生涯確率収束論」の帰結です。